玄関ドアの調子がおかしい時は
マンションの玄関ドアは、火災が発生した時に防火扉の役目を果たします。
また、閉まりが悪いと防犯上危険ですので故障箇所は必ず直しましょう。
ドアに重い物を釣下げると、その重みでドアがきしみ蝶番を壊す原因となり、またドアの下に板や紙等を挟むと無理にドアを持ち上げる力が加わり、蝶番やドアクローザーを傷める原因になります。
○ドアが閉まらない時は…
ビス(ねじ)を閉め直してみましょう
蝶番のビスが緩んでいて、ドアが下がっている場合がほとんどです。
ビスをしっかり閉め直すか、それでもだめな場合は専門業者に頼みましょう。
蝶番が変形している場合は、素人では無理なので専門業者に依頼して早急に取り替えましょう。
○ドアが重い、ギイギイ音がする時は…
蝶番に油をさしましょう
この場合、蝶番の油不足が原因です。ドアを開けて、蝶番を支える芯棒部分に少量の機械油をさすと軽くなります。
○ドアクローザーの調子がおかしい時は…
ドアクローザーは玄関ドアが急激に閉まったり閉まる際に大きな音がしないように、開閉スピードを調節する働きをしています。
また、火災が発生した時に玄関ドアが開け放しの状態にならないための働きも持っていますので、勝手に取り外ないでください。
スムーズに閉まらない時は…
速度調節ネジが緩んでいます。
速度調節ネジがドアクローザーの側面に付いていますので、このネジをドライバーで回して速度を調節して下さい。
その他にも…
速度を遅くする → 時計回りに回す
速度を早くする → 反時計回りに回す
油漏れがしている → 専門会社に連絡して交換して下さい
ドアクローザーの不具合は危険を伴いますので、必ずドアクローザーの取扱説明書をご覧ください。調整を必要とする場合は、できるだけ専門の業者に連絡しましょう。
また、他のサッシが開いているとドアの開閉スピードが変わる場合があり、特に指つめ等にはご注意ください。
また、他のサッシが開いているとドアの開閉スピードが変わる場合があり、特に指つめ等にはご注意ください。
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